日々是好日毎日御元気

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梶原理紗子のユウウツ 4

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「理紗子、春物は少し色が入るって言ってたよな」

 エレベーターが4階について、足を踏み出したとたんに祐志は私に聞いてきた。

「ええ、アースカラーがベースだけれど、そこに赤やピンクを入れて効かせ色にするっていうのが春のコンセプトで」

 そうよね、と和孝に確認しようと振り返って、まだしょげた表情をしているその顔に「まったく」とため息をつきたくなった。
 和孝は私の左側、歩幅が大きいのでついていくのがやっとなのに祐志はそれにお構いなしでゆったりと歩く。その間に挟まって、私はどっちつかずでエントランスホールから会議室までの廊下を歩いた。
 さっきの話、なにか私の知らないことが二人の間にあるのは明白で、それも土曜日に起こったことらしいのは流れでなんとなくわかった。和孝が何かやらかして祐志がへそを曲げた?なんてことは日常茶飯事で、それならこうまでこじれることはないだろう。
 祐志だって成城の家に行ってたとなると、本気で探してもらいたくなかったわけだ。
 私だって思いつきもしなかったんだから。
 そんなことを考えながら角を曲がって、企画室が斜め前に見えるところに行き着いて、ふ、っと顔を上げると日浦の姿が正面にあった。
 しかもいつも日浦に付きまとってる新沢って言う子の腰を抱いて。

「・・・えっ」
「日浦」
「・・・あれが日浦?」

 祐志の声が少し遅れて聞こえた。
 はっとして立ち止まると、日浦に覆いかぶさっていた彼女はぐんと前に乗り出して、日浦に顔を近づけていくのが見えた。
 その瞬間。
 仕事中でしょ、とか。
 昼間っから、とか。
 そんなことじゃなくて、一瞬なんで私じゃないんだろうと思うとそう思ったことに戸惑って、そこから先に進めなかった。

「先に行ってる」

 私の周りの空気が、その一言で解けた。

「祐志」

 軽く片手を上げて行ってしまった後を追って行こうとすると、和孝は反対に企画室の方へずんずんと歩いていった。

どうしよう。
どうしよう。

 戸惑ったのはほんの一瞬。
 和孝が企画室のガラスの扉を開けてしまったとき、私はくるりと振り返って祐志の後を追った。








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まったく・・・・・
2ヶ月も放って置くと登場人物の名前まで忘れるというていたらく。
スイマセン、PM9:00に修正しました(泣)
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*Comment

 

待望の続きですね。
ちょっと物語を忘れがち。
それにしても、理沙子さんの周りではトラブルが絶えません。
トラブルメイカー?
  • posted by 一九 
  • URL 
  • 2007.01/10 06:44分 

 

私も忘れてますのでね(笑)
まだでもこれはいいほうで、オリジナルで書いてる「今生の夢、うたかたの約束」は半年ぶりに続きを書いてますよ(ハハハ)

理紗子さんがトラブルメーカーじゃなくて日浦君がなんだなー
次辺りから日浦君に戻りますんでヨロシク。
  • posted by murasehisari 
  • URL 
  • 2007.01/12 10:43分 

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