日々是好日毎日御元気

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ゴールデンスランバーを読了

伊坂幸太郎氏の「ゴールデンスランバー」を読み終わった。
先日旦那のお供で行った白馬の釣りの最中に、河原やら車の中やらで暑さと戦いながら(笑)読み進んだ。おかげで両腕だけが日焼けしたが、まぁそれもご愛嬌だなぁ、なんたって私は日焼けしても火ぶくれにすぐになって、黒くなる前にぶつぶつが出来てとても痛痒くなる。たまったもんじゃないけど、まぁ仕方がない。
で、「ゴールデンスランバー」
伊坂氏の本はかなり好きなので結構読んでいるけれど、これははじめてはハードカバーで買った本だ。第5回本屋大賞を受賞したということと、本格娯楽大作というのが「キモ」で即座に買ったものだ。
でも今まで読まなかった。
どうも、本を読むと言うのはそのシチュエーションを選んでしまって、こうやって途中で止まりたくない本の場合には否応なしに4~5時間くらい時間が取れる時にしたいと考えてしまう。だから、釣りのお供は格好な機会なのだ。
しかしこの本は面白い!娯楽と言うけれど、うーん、娯楽なんだろうけれど伊坂氏らしい「日常と非日常の同居」がこれまた嬉しい本だった。映画になった「アヒル~」もそうだったし、「グラスホッパー」も「ラッシュライフ」も、「チルドレン」も、普通にある世界にスルリと入ってくる非日常がそれも普通の顔をしているのがなんとも「あーくそーっっっ」と思わず唸ってしまう。とんでもなく非常識な状況なのに、それがあるのが想像できると言うか、実際に明日これと同じことがテレビのニュースのトップを飾っても、ありえるかも、と一瞬考えて「嘘だろう」と思ってしまうような、そんなギリギリさがある。
そのギリギリの中で、この本ではいったい誰をどこまで信じるのか、何をどうやって信じればいいのか、究極の選択をされながら自分自身を信じきって失くさなかった一人の男が描かれている。でも、この男は「ただの普通の一般民間人」なのだ。

小説の書き方などのレクチャー本で、主人公はごくごく普通の人として書いてはいけない、と書いてあったのをこれを読んでじんわり思い出していた。この主人公は「とんでもなく普通じゃないことにさせられた普通の人」であって、そこで体験して行く冗談じゃない状況に二重に共感する部分がたくさんあってすごく面白かったし、その男をつまんない普通の人だったからと別れた元彼女がその男が巻き込まれた事件を知って、そんなこと出来る人じゃないという「認識」から犯人じゃないと信じて行動を起こしていく中で、世間では別れた彼女とは係わり合いになると考えない、という意識があると言うのをベースに自分の出来ることを勝手にやっていくのもすごくハラハラする。で、面白い。

読んでいて、信じると言うことがいかに大切か、それを考えることになった。
信じる相手は「自分」、事実は必ずしも真実ではない、最後の頼りは信頼、逃げるが勝ち。
毎回、読むとホント面白いと思うのに、またもやクスクスと心がくすぐったくなるくらい面白かった。
ベースのお話は首相暗殺、ナイフも銃も対人用麻酔銃も火薬も出てくるけど笑える小説っていうのはすごいです。ものすごくオススメ(喜)
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