日々是好日毎日御元気

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「氷の華」読了しました

面白かったです。
一気読みできなかったけど、自分としてはかなり早く読み終わったほうですね。次がどうなるのか、すごく気になって仕事してたし(笑)
ドラマとはかなり違って、まず第一の、そして一番の動機である「不妊」は一番深いところの重要な動機・感情であるのにずっと押し殺してそれが「弱みを見せない」と言う主人公のプライドである部分は、悲しいくらいの崇高さを感じました。
そこが「殺人を犯すにしては動機として弱い」として賞から外れたと言う記事を読んだことがあるけれど、女であれば100%理解することはできなくても、その不妊と言う事実がどれほど重たいものなのか察することはできると思う。それこそが書きたかった部分であると言う作者の言葉も出版社のHPつながりで読んだけれど、読み終わってうんうんなるほど、と何度も思った。
あらすじは、ネタばれになるから書かないけれど、やっぱり原作のほうが劇的ですわ。ただ法廷シーンに関しては、ドラマのほうが緻密で緊迫感があった気がする。これは、俳優さんによるところも大きいのかなとは思いましたね。

読み終わってから、これはフランス映画のようだと思った。
映画と言うか、フランソワーズ・サガンとか、ロアルド・ダールとかに出てくる女性たちがだんだんと「愛」を求めることによって常軌から外れていく場面を見ているようにページを繰っていった。
本当に愛を求めているのに、その愛を信じられないから、相手を信じられないから、愛とはどこまでも平行線でしかない自分に嘆き苛立ち、そうしてまた攫めない愛を求める姿は痛々しい。
しかしそこに立つ彼女たちはどこまでも美しく気高いのだ。
なるほど、だから「氷の華」なんだ、と最後に思った。
本当に面白かった。できれば次回作を読んでみたいのもです。
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